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自殺島

ホーリーランドの森先生が現在描いている作品で、巷で話題になっている『自殺島』についても紹介していこう。ホーリーランドと同様にヤングアニマルで2008年22号から連載中の作品で、現在までに9巻まで刊行されている。

この書籍は、店舗によっては発売してからわずか数日で完売することもある人気作品となっている。タイトルからして、自殺に関連していることになるのだが、内容は生きているを放棄していた人々が絶海孤島に閉じ込められて、命とは何なのかという意味を探しながら生きていくサバイバル作品となっている。

ここでも作者の体験を基に、今作品では図解つきでサバイバルに関して説明している。また説明をするためにと、作者自らが南の島に足を運んで海で突き漁をしたり、京都で猟師と一緒に山に入るなどの、実際に体験していたという。体験を基にしているというが、ここまでして作品作りをしている人も中々いないと思う。

確かにサバイバルに対しての実体験を基にした説明があればリアリティは増す。体験をすることにより、狩りのシーンも自信を持って描くことができるとまで語っているだけに、森先生にとっては貴重な体験となったのだろう。それに答えるように、作品自体の評価も高いことも納得できるというものだ。

作品について

あらすじ

物語のあらすじはこのようになっている。

物語に登場している人物は皆それぞれ、理由は違えど何度も自殺未遂を経験している。主人公であるセイはそんな自殺未遂の常習者であり『生きる義務』を放棄した書類にサインする。その誤記を失ったセイは、目が覚めるとき、自分がまだ生きていることに驚き、また自分の周りには自らと同じように自殺未遂者たちが何人もいることに気づいた。そして、今自分たちがいる場所が、自殺常習指定者として認定されたものが送り込まれる島である『自殺島』にいることも知る。

直後、未遂者たちが絶壁から飛び降り自殺をする瞬間を目撃する瞬間と、死に損ねたもののおぞましい姿を見て、自殺することを思いとどまってしまう。

その場で死ねなかったもの達は、現代から隔離された孤島で、死ぬことができなければ生きていくしかないとしてサバイバル生活をしていくことになった。

脱☆引きこもり

世界観

作中に登場する日本において、国民はIDによって政府に管理されており、そのIDが剥奪されるということは日本国民としての権利を義務を失うことを意味している。そんな世界での部隊は基本的に自殺島の内部とその周辺の海域にのみ限定されており、日本本土での様子は登場人物の過去の回想、または『凶悪犯罪が増加している」・『自殺者が急増しているが、彼らを支援し立ち直らせるための予算が不足してきている』などの、伝聞やうわさの形でのみ語られている。

こうすることにより、島で起こっていることを顕著に表現することができ、また本土に対しては抽象的なことしか書かれていないために、そこで何が起こっているのかという読者の興味を引くような作りに、リピーターは増えるだろう。

自殺島とは

自殺未遂の常習者達が送り込まれる孤島で、家屋や廃校舎、生活物資など、かつて住民がいた痕跡はあるものの、従来の住民事態が島からいなくなっている様子が描かれている。家屋の中には何体の白骨化した死体が残されており、山中にも自殺したと思われる死体があるなど、島のいたるところに人の死を確認できるものがある。島は自然に囲まれており、多くの草木や動物が生息し、食用に適した果実なども自生している。また天敵がいないこともあり、鹿や猪の数が多く、そうした種によって農作物を荒らされる食害も起こっている。元いた島の住人が飼っていた鶏などの家畜もそのままで、畑には農作物が残っていることもある。

また清たちが住んでいる島の北西には小さな離党があり、そこでは野生化したヤギが大量に繁殖しており、捕食者のいない底ではありとあらゆる植物が群れを成しているヤギ達に食べられ、島全体の植生が食べつくされようとしている。

島のあるところに立てられた看板には日本政府の者が立てたと思しき看板があり、島に送り込まれた物達は国からIDを剥奪され、日本国民としての権利と義務を失っていること、さらに島と周辺の近海1キロメートル以内か外へ出ることを禁じる旨が書かれている。

狩猟のために山に入ったセイが山中で出会った男の話によると、かつてこの島は凶悪犯が何人も送り込まれ、お互いに殺し合いをしていた無法島であったことを聞かされる。

概要

フィクションであるが、非常にリアリティを感じる物語といえるだろう。人間をIDで管理している、これも現代の日本で当てはめるならば『住民基本台帳システム』が一番分かりやすいだろう。

国民を数字で管理することで、より統治性を増していくようにしていこうとしているが、全国民をカバーできることはできない。中でも生きること自体を放棄している人間はもはや不必要であるという、残酷な世界であると筆者は感じる。構成していくための費用が不足しているとあるが、それは建前に過ぎず、作中の日本本土は治安という言葉では覆い隠せないほどの犯罪が蔓延しているのでは、という見えない膜で張られているため、把握することはできないが、日本本土も既に平和とは程遠い国と化しているのでは、という憶測を呼び起こしている。

治安維持に手一杯なのに、その中で自殺志願者達の構成などできるものか、という現われなのかどうかはわからないが、筆者には自ら死を望んでいる人は自殺島に送り込んで、そこで死んでくださいという最後通告をしているように感じる。IDを剥奪されて、日本人ではなくなった彼らにとっては死ぬ以外道はないとダメ押しをすることによって、後押ししていると感じられる。

極限の状態が続く物語展開を見ていると、筆者が思い出すのは2000年代初めに登場して、国会でも問題作として話題となった『バトル・ロワイアル』を思い出す。物語の主旨はまるっきり正反対ではあるが、両方ともに生きることへの価値を見出そうとしている群像が魅力的だろう。

登場人物

登場人物のほとんどが自殺常習者と認定されて、自殺島に追いやられた人々となっている。

死を選ぶことのできなかった人々は、自殺島でサバイバルをしていくなかで、様々な人間模様を繰り広げていくことになる。登場人物の名は、それぞれ明かされていないため、大半が通称として呼ばれている。

  • セイ
    本作の主人公。
  • リヴ
  • イキル
  • トモ
  • リョウ
  • スギ
  • カイ
  • タナカ
  • ボウシ
  • ケン
  • 吉村(よしむら)
  • 青木(あおき)
  • ヨネダ
  • ミノル
  • ユミ
  • ミキ
  • リュウ
  • レイコ
  • さおり
  • ナオ
  • サワダ
  • 鈴木 ノリオ(すずき ノリオ)

単行本

白泉社〈ジェッツコミックス〉既刊9巻

  • 1巻 2009年8月28日発売 ISBN 978-4-592-14621-6
  • 2巻 2010年1月29日発売 ISBN 978-4-592-14622-3
  • 3巻 2010年6月29日発売 ISBN 978-4-592-14623-0
  • 4巻 2010年11月29日発売 ISBN 978-4-592-14624-7
  • 5巻 2011年4月28日発売 ISBN 978-4-592-14625-4
  • 6巻 2011年9月29日発売 ISBN 978-4-592-14626-1
  • 7巻 2012年3月29日発売 ISBN 978-4-592-14627-8
  • 8巻 2012年9月28日発売 ISBN 978-4-592-14628-5
  • 9巻 2013年5月29日発売 ISBN 978-4-592-14629-2

花火しようぜ